日本テレビスッキリの発達障がい特集を見て

こんにちは。
発達障害の家族・カサンドラのためのカウンセラー
マインドデザイン®️マスターコーチ
安谷屋（あだにや）まゆ子です。

先日放送されました日本テレビスッキリでの発達障がいの３DAYS特集。
私なりの感想を書きます。

発達障がい特集１日目

１日目は「発達障害とは？」というような発達障害について基本的なことがまとめられており、これまで色々と発達障害についての特集番組やコーナーがありましたが今までの中でわかりやすさがあったことや発達障がいを早期発見して育った場合とそうではない場合の二次障害や不登校の発生率の違いがグラフで出されたことも良かったと思います。
ただ1つ残念だった事はTwitterでも書きましたが

曖昧な表現が苦手という特性がある発達障害の特集であれば「もしかしたら自分もそうなのかも」と思って見ている方もいるかもしれないというところも考慮してあえて曖昧な表現は避けて欲しかったと思いました。

発達障がい特集２日目

2日目は２０１５年に発達障がいであることを公表された栗原類さんが当事者の方々へのインタビューをされてました。
その中でも今までとは違う角度で「感覚過敏」について取り上げていたのがとても印象的でした。
今までですと「感覚過敏ってこんなに大変」というところばかりが取り上げられていましたが今回はその一歩先を行く視点で「感覚過敏がこうしたところで役に立ち仕事になっている」というところがこの先就職やアルバイトなどを考えていく上で良い参考になったと思います。
「感覚過敏だから辛い、大変」から「感覚過敏があることでこんなことが出来る」
という「辛いから、大変だから出来ない→過敏さがあることでこんなことが出来る」という無いから有ることに視点が向けられていたのは良かったです。
そして最後に当事者の方が「カミングアウトした人に対して批判したりするのではなくお互いに尊重できるような社会になって欲しい」ということを仰ってました。
これは私も全く同じ考えでしたので新元号の令和の時代にはそのような社会になって欲しいと願ってますし、私もお互いを尊重しあう社会を目指してこれからも活動をしていきます！

発達障がい特集３日目

３日目は今までほとんど取り上げられていなかった「カサンドラ症候群」でした。
カサンドラ症候群をここまで取り上げた事は私の記憶の中ではなかったと思います。
発達障がいが認知されてきた証拠だとも思います。
２人の方が出ていましたがお一人は離婚を選んだ事でカサンドラ症候群から回復された方。もう１人は別居期間もありながら現在は一緒にお住まいになられている方でした。
このお２人に共通したいたことは看護師と教師というお仕事をされていた事。
自身に安定した収入があると大変な部分もあると思いますが専業主婦やパートの方に比べると比較的とんでもなく高いハードルでは無いかと思います。
できれば色んな生活状況の方を集めて座談会のような形でカサンドラ症候群の実際の生活や発達障がいの夫やパートナーの関わりなどを聞きたかった・・・というのが本音です。
そしてカサンドラ症候群から回復されているお１人の方から出た言葉は衝撃的でした。
「カサンドラにハッピーエンドは無い」
そう言われた事です。
私はハッピーエンドはその人それぞれだと思うので、離婚した事でハッピーエンドとなる方や発達障がいの夫やパートナーろ共に生きる為に自身を変える事でハッピーエンドになるのでは？と思っています。
別にハッピーエンドではなくても自分が楽しく幸せな状態を保つ事でも良いと思います。

最後に

私はこれからの時代多様性を認め個々がお互いを尊重しあう社会になっていくと思っています。
新元号の「令和」にはそんな意味も含まれているのでは無いでしょうか。
そして私はカサンドラから回復しています。
そして発達障がいである夫や息子と共にこれからも楽しく幸せに過ごしていきます。（もちろん、イラッとすることもありますが(笑)）
それを実現する為にはどんな自分になりたいのか、自分を知り、自分を大切にして、自分で自分の心をフラットな状態にしていくことです。
発達障がいの夫やパートナーや子どもと共に生きる方へこれからもっとそうなる術をお伝えしていこうと改めて感じた発達障がい特集でした。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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